どうしても指定日にご来院できない場合は前日または翌日にご来院ください。ただし、診察の結果翌日の来院が必要となったり、排卵済みで採卵がキャンセルになる場合もありますので、なるべく決められた日にご来院ください。

3日目が最適ですが、ご都合が悪ければ2日目から5日目でも結構です。

出血などの症状がなければ当日中に帰宅されても大丈夫です。採卵、移植とも安静時間が長く必要になることもありますので、交通機関のご予約は十分余裕を持つようお願いいたします。

専用の採精容器をお渡しいたしますので、採卵当日の朝、ご自宅でご主人様に採精して頂き、3時間程度でお持ち頂ければ問題ありません。 また、採卵日前までにご主人様にご来院頂き、精子を事前に凍結保存する方法もあります。凍結精子は融かした後、運動性が下がるため処理後のデータを確認し、顕微授精を推奨させていただく場合がありますので、ご留意ください。

麻酔薬によるトラブル(副作用)を無視できる点です。麻酔薬によって、呼吸抑制、呼吸停止、不整脈、術後の不快感、ふらつきなどがおきる場合があります。意識を取るだけの浅い麻酔の場合においても、採卵中に反射に基づく体動によって穿刺した針が思わぬ方向に誘導されて事故が起きる可能性があります。また、無麻酔なので直接本人確認が行え、取り違えという事故を防止する事が可能です。さらに、手術中に採卵の様子をモニターで確認できるため、情報を直接御本人に伝えられるという利点もあります。

当院では無麻酔採卵を行っております。 採卵数が多い場合や、痛みに対する恐怖感が強い方は局所麻酔を行うこともできます。